出店までの4ステップ ①すべてはコンセプトの明確化から！
こだわりの店舗を開業するまでの4ステップをご紹介します。
今回は１は、「すべてはコンセプトの明確化から！」です。
思い通りの店舗物件がなかなか見つからない…
周辺店舗との価格競争に巻き込まれる…
集客に苦戦する…
いつも軸がぶれて無駄が多い…
こんな状況に陥ってしまうけん引のひとつが、店舗コンセプトが不明確なまま開業してしまうことです。
店舗物件を探し始める前に、まずは開業する店舗のコンセプトを明確にしましょう！
| １．「何のため」に店舗を開業するのかを明確に |
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店舗を開店する目的を明確にしましょう。
少し厳しく聞こえてしまうかもしれませんが、
あなたのお店が世の中に必要とされる理由はなんでしょうか？
あなたが提供する商品やサービスが世の中に必要な理由はなんでしょうか？
あなたが大切にしている価値観とはどんなものでしょうか？
これらの問いと向き合ってみて、「何のため」に開業するのかを明確にしてみましょう。
整理するのが難しいなという時には、バリュープロポジションキャンバス（Value Proposition Canvas : VPC）というフレームワークを使ってみてください。
ここに見出しを入力してください
| ２．5年後どんなお店になりたいのかというビジョンを描く |
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「何のため」にを追求した結果、5年後店舗はどうなっているでしょうか。
どんなお店になっていますか？
どんなスタッフが何人いますか？
メインのお客様はどんな方々でしょうか？
提供している商品やサービスはどんなでしょうか？
将来の楽しい姿をできるだけ詳細に思い描いてみましょう。それを実現するために“今“できるベストは何かを考えましょう。
| ３．お客様像を明確に |
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5年後の楽しい未来を見据えた“今”、どんなお客様が理想でしょうか？
できるだけ詳細に、理想のお客様像を描きましょう。
例えば、名前、性別、年齢、仕事、収入、趣味、、など、誰が聞いても同一人物が目の前に現れそうなぐらいに具体的にです。イメージに合う人の写真も添えるともっといいです。
これはとても重要で、お客様像を明確にしておくと、今後このお客様像を元に、商品・サービスなどを考えるときのすべての判断を行えるようになります。
何から考えたらいいのか分からないときは、ペルソナシートを活用してみてください。
| ４．提供できるものの強みを棚卸ししましょう |
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店舗で提供する商品やサービスなどの「強み」が何かを棚卸ししてみましょう。
「強み」とはライバルに比べて強い部分をいいます。
〇〇は、□□が強みだ。〇〇にご自身のお店以外の名前が入っても成立してしまうような、
ライバルも普通に提供しているようなものは「強み」とは呼びません。
もし、ご自身で中々整理できないときは、誰か周りの人に聞いてみるのがいいと思います。
あなたのお店の良いところはこんなところだよ、一歩離れたところから見た方がよく分かることもあります。
これを持っておくと、競合店舗と競う必要がなくなり、価格競争に巻き込まれなくなります。もちろん低価格をウリにすることもあると思います。その場合は、低価格を実現する方法が、他社にまねできないものであればご自身の強みになります。
”１．「何のため」に店舗を開業するのかを明確に”でご紹介した、バリュープロポジションキャンバス内の”Gain Creators”や”Pain Relievers”が、その強みと重なれば、より盤石な事業になると思います。
| ５．まとめ |
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開業にあたって一番大事なコンセプトの明確化について4ステップをお伝えしました。
【ステップ１】「何のため」に店舗を開業するのかを明確に。なぜそれが必要とされるのかを考えてみましょう。それがすべての基準になります。
【ステップ２】5年後どんなお店になりたいのかというビジョンを描く。出店がゴールではなくスタートですので、将来像を実現するための今のベストを尽くすために、将来ビジョンを具体的に描きましょう。
【ステップ３】お客様像を明確に。店舗コンセプトの次に大事で、商品・サービスを提供する時の判断基準になります。
【ステップ４】提供できるものの強みを棚卸しする。他のお店ではなく、ご自身のお店が選ばれる理由を持って価格競争に巻き込まれないようにしておきましょう。
これらの作業は、今後いろんなことを決めるときの基準になりますので、難しいと思いますがぜひチャレンジしてみてください。
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