賃貸でペットと暮らしたい!探し方注意点
コロナ禍を経て、在宅ワークが当たり前の選択肢になった今、これまであきらめていたペットとの生活を始めてみたいと思う方が多いと思いのではないでしょうか。
今回は、ペット可賃貸を探す際の注意点や、入居する時にできる工夫についてご紹介したいと思います。
1.ペット可賃貸物件への確認事項 |
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ペット飼育可の賃貸住宅は、ある住宅情報サイトの掲載物件をみてみると2024年4月時点で全国で約19%、大阪市内で約29%と限られています。
その上、飼育可とされていても飼育条件や共有設備が様々ですので、しっかり確認する必要があります。
例えば、
などです。
飼育可と表記されていても、犬猫のみなのか爬虫類もOKなのか確認しなければ分かりません。犬猫OKとしていても、ゴールデンレトリーバーなどの大型犬はNGだったり、共用スペースでは抱っこをすることがルールであるためそれができる大きさに限定されていたりします。
また、ペットを飼う人と飼わない人では退去時の修繕・クリーニング費用が大きく異なる場合があるため、敷金・家賃・退去時条件は契約前に確認しましょう。
最近ペット可になったのか、ずっとペット可にだったのかで、その建物に住む方々のペットと暮らすことへの理解度に差がある場合があります。いつからペット可なのか、他にどんな動物を飼われている方がいるのかなどを確認してみると、トラブル防止にいいと思います。
2. ペットと入居する時にできる工夫 |
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気持ちよく暮らすために、入居者間トラブルや修繕費用の発生など、起きるかどうか分からないけど起きてほしくないことに対して、入居時になるべく対策しておくのがよいと思います。
①
傷対策
犬猫でイメージすると、壁で爪を研いだり、扉を開けてほしくて扉の横の壁をがりがりする、急にテンションが上がって走り回る、、、など、一緒に住んでいるとよく見る光景ではと思います。
そんな、避けられない傷対策として、壁に対しては、壁紙の上に貼れるペット用の腰壁シートがあります。爪が立たないのでひっかき傷の防止になります。
床に対しては、カーペットやマットを敷くのが良いかと思います。それは床の傷を防止するだけでなく、滑りやすいフローリングに対しペットの足の負担を軽減することもできますし、下階への足音の防止にもなります。
② 防音対策
犬の鳴き声は90~100デシベル(db)だそうです。それは人間の絶叫の音量に近く、一瞬ではありますがパチンコ店内に匹敵する大きさです。そう聞くと、かわいいペットであっても騒音と感じる人はいるだろうなと想像できます。また、普段あまり鳴かない場合も、突発的だったり発情期などに鳴き続けることがあると思いますので、防音対策するのがいいと思います。壁が厚い物件や防音対策済の物件を選ぶのが良いですが、自分で対策が必要な場合も方法はあります。
窓に対しては、防音・遮音カーテンなど簡単に取り付けられるものがあります。専門店からインテリア量販店まで取り扱いがあります。
壁に対しては吸音材や防音シートなどを設置することが有効です。傷防止でご紹介したカーペットやマットも吸音の役割を果たします。
③ におい対策
毎日空気を入れ替え、清潔に保つことがいちばんです。
トイレ周りをいつもきれいにする、トイレを失敗した時はすぐに処理をするなどです。
また布製品は吸音材として防音対策に有効ですが、においがつきやすいです。ですので、ソファーや傷を防ぐために敷くカーペットなどは丸洗いできるものだったり、防臭・抗菌のものを選ぶのが良いと思います。
ペットと暮らしたい場合、賃貸でもペット可の物件はありますが、契約前に色々確認することをお勧めします。
ペットと一緒に住む場所が決まったら、入居前に予想できる対策はしておくことをお勧めします。
ご自身もペットも周辺住民の方々も気持ちよく住めるよう、しっかりと確認、対策してみてください。
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