住宅ローン変動金利だけどこのままでいい?



私の目下の悩みは、変動金利で借りている住宅ローンを固定金利で借り換えるかどうか…。

金利が上がる上がるといわれながら、変動金利のままで大丈夫だろうと思っていたけど、いざ実際にぐんと上がると、びびってしまっています。

冷静さを取り戻すためにも、考え方を整理してみました。



1.なぜ住宅ローンの金利が上がったのかォーム補助金の概要

住宅ローンの金利には、大きく分けて固定金利と変動金利の2種類があります。それぞれ互いに影響はありますが、異なる理由で金利が上がっています。

詳しくは、コモンズコラム「住宅ローン固定金利・変動金利、どうなる?買い時は?」をご覧ください。


 ■固定金利が上がった理由 

主に長期金利(市場で取引される10年物国債の利回り)の動向に連動して決まります。

  • 日銀の金融緩和策の解除:日銀はこれまで、長期金利(10年物国債の利回り)の上限を厳しく抑え込む政策(長短金利操作、YCC(イールドカーブ・コントロール))を続けてきたが、2024年に撤廃。
  • 海外金利の利上げ影響世界的なインフレと主要国の中央銀行(米国FRBなど)による利上げ。
  • 国内インフレ日本国内の物価や消費者物価指数、賃金が上昇。

 

 ■変動金利が上がった理由 

主に短期プライムレートに連動しており、現在の景気の影響を受けます。

  • 日銀の金融緩和策の解除と利上げ日銀は2024年にマイナス金利政策を解除し、政策金利がマイナス圏からプラス圏に。また、国内の景気・物価状況に応じて利上げを段階的に実施。
  • 短期プライムレートの上昇政策金利が上昇すると、短期プライムレートも上昇。


2.固定金利と変動金利 どちらがいいの?

固定金利と変動金利のどちらにすべきかは、残念ながら一概に言えません。私も本当は誰かに断言してほしいです。

金利が上がった今でも、ご自身のライフプランや考えに合う方を選びましょうとしか言えません。固定金利と変動金利のメリット・デメリットや向いている人についても、コモンズコラム「住宅ローン固定金利・変動金利、どうなる?買い時は?」にまとめていますので、ご参考ください。

また、借り換えをご検討の方も、ご自身の借り入れ条件と今後の金利変動とを掛け合わせて、シミュレーションをしてみるしかありません。ただ、ある一定の目安はありますので、こちらについて次の章でご紹介します。

3.借り換えのタイミングは?

借り換えのタイミングには、一般的に、以下の時にメリットが出てくる可能性があります。


  • 借入中のローンと新たなローンの金利差が年1%以上ある

   一般的な目安として、金利を1%以上下げることができる場合、借り換えに適しているといわれています。

  • 残りの返済期間が10年以上ある

   金利を1%以上下げることができたとしても、返済残期間が短いとその効果が見込めないことがあります。。

  • 借入残高が1,000万円以上ある

 残債が少ないと利息の削減効果が見込めないことがあります。

 

これらに該当する場合は、1度シミュレーションをしてみることをお勧めします!

 

また、変動金利から固定金利に変える場合、固定金利と変動金利は決まる理由が異なるので、変化のタイミングがずれます。固定金利が変化したのち、変動金利が変化します。つまり、先を読んで固定金利が上がる前に借り換えることができれば、借り換えメリットをより大きくできます。早め早めに備えてみてください。

 

私の場合は、返済額も返済期間も十分にありますが、借り換えの手数料を払ってまで借り換えるメリットが見出せず、今のところ見送っています。(その判断が正しかったのか分からず、常に不安を抱えています…。)今後も金利の動向をチェックしながらタイミングを計りたいと思います。

コモンズのメンバーで変動金利で住宅ローンを組んでいる他の者は、残りの返済期間が短く借入残高も少ないので、このまま変動金利でいくそうです。

少しでも皆さんのご検討の参考になるとうれしいです。


4.まとめ

 固定金利と変動金利のどちらにすべきかは、残念ながら一概に言えません。金利が上がった今でも、ご自身のライフプランや考えに合う方を選びましょう。

借り換えのタイミングには、メリットが出る可能性がある一般的な条件があります。

【借り換えメリットが出る一般的な条件】

  • 借入中のローンと新たなローンの金利差が年1%以上ある
  • 残りの返済期間が10年以上ある
  • 借入残高が1,000万円以上ある

これらに該当する場合は、1度シミュレーションをしてみることをお勧めします!


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