投資のあれこれと不動産投資
大きな声では言えませんが、、、給料って増えないですよねぇ。
頑張っても頑張っても…これじゃ貯蓄が増えません。
会社で働いている間に勝手にお金が増えたらなぁ。
そんな都合のいい話があるのか調べてみました。
1.不労所得ってどんなものがある? |
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不労所得とは、Weblio辞書によると「働かないで得る所得。利子・配当金・家賃・地代など。」だそうです。
けれど、完全に“不労”の所得って実はありません。世の中そんなに甘くない…。
初期投資が必要で、それはご自身のスキルや作業労力の場合もありますし、単純にお金、仕事で稼いで得る場合も相続して得る場合もあるでしょう。ランニングが“不労“というのが正しいかもしれません。
例えば、前者のスキルや労力を投資するものでいうと、私の勝手な基準になりますが以下のものがあるかと思います。
内容 | 相場 | |
アフィリエイト | ご自身のブログなどで、何か商品やサービスの紹介をして、その商品・サービスのHPのリンクを貼っておきます。そこを経由して商品・サービスが売れたら、報酬がもらえるというもの。 | 初期費用:0~5万円 月額費用:0~5万円 報酬 :売上金額の定率(数%)・定額 |
広告収入 | <ブログ運営> ご自身のブログ等に広告を掲載して、クリックされたり商品・サービスが購入された場合に報酬がもらえるというもの。 <Youtube> 広告再生回数に応じて報酬がもらえるというもの。 | 報酬 :1アクセス・動画再生1回あたり0.1~0.4円 |
ストックフォト | 専用サイトに素材として写真データを預けて、サイトで売れた分に応じて報酬が入ってくるというもの。 | 報酬 :売上金額の約15~50% |
好きなことであればすぐに始められるかもしれませんし、自分自身のスキルや隠れた才能に目を向けてみる必要があるかと思います。
後者のお金という初期投資が必要なものは、以下のものが挙げられます。
内容 | |
FX | 担保として預けた証拠金の最大25倍のお金を動かして、外国為替の取引を行い、差益を狙うもの。 |
仮想通貨 | インターネット上でやりとりできる財産的価値の仮想通貨(暗号資産)を売買し、差益を狙うもの。暗号資産は、国家やその中央銀行によって発行された法定通貨ではないため、利用者の需給等によって、価格が大きく変動。 |
株式 | 株式会社へ出資し、そこから生まれた事業利益を配当として受け取ったり、その株券の取引額が上がった時に譲渡して譲渡益を狙うもの。 |
不動産投資 | 不動産を購入して、それを貸すことで家賃収入を得たり、譲渡して譲渡益を狙うもの。 |
債権 | 国や企業へ有期でお金を貸して、その利子や譲渡益、満期になった時の償還差益を狙うもの 満期を迎えるまでの間、利子が支払われ、基本的には満期になると元本が償還されるため、元本割れリスクが小さい。 |
定期預金 | 一定期間に銀行口座にお金を預けるというもの。普通預金よりも利子が高く、利子を含めて定期預金を延長すると、今回得た利子にも利子がつく複利という仕組みで、わずかながらも雪だるま式に増える。 |
つまりは、一般的に金融商品と呼ばれるものです。
最近は、NISAやポイント投資などで、仮想通貨や株式、債券を少額から気軽にできるものが増えているので、すでに始められている方が多いかもしれません。
ここでは、この金融商品の方を深堀りしてみます。
2. リスクとは |
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上でご紹介した金融商品は、どれも経済状況や売買の需要によって取引金額が左右され、その影響度合いやサイクルが異なります。リスクが異なるという表現をしたりします。
「リスク」という言葉を聞くと危険が潜んでいる可能性をイメージすると思います。投資でいう「リスク」とは、「不確実性」という意味で使われます。リターンが得られるのが確実であれば不確実性が低い、リスクが低いと言います。リターンが得られる不確実性が高ければ、リスクが高いと言います。
そして、リスクが低いものほど得られるリターンが少ない、リスクが高いものほどリターンが多い傾向にあります。
その中でどれを選べばよいのでしょうか。
最近は、つみたてNISAやポイント投資など少額からできるものが増えてきたので、株式や投資信託などはご経験あるかもしれません。
一般的には、景気の波などの外部環境の影響が絶えずある中でリターンを得る確実性を高める工夫、リスクを抑える工夫として、分散投資がなされます。
同じ株式でも業種、国で分散させたり、投資商品を分散させたりします。
リスクを抑えようと思うとリターンが少ない商品との組み合わせになりますし、
少しでもリターンを得ようと思うと少しでもリスクの高い商品を組み合わせることになります。
3.不動産投資の利回り |
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不動産投資はどれぐらい儲かるのでしょうか?
不動産投資の儲けは利回りという言い方をします。そして、利回りにはいろんな種類があります。
期待利回りや表面利回りの相場は、4~5%と言われています。これは新築の場合で、中古物件であればもう少し欲しところです。
これよりも高くなる見込であればお得な不動産といえるでしょう。これよりも低ければ相場に対してお得感控えめな物件といえるでしょう。
東京のデータになりますが、賃貸住宅一棟の期待利回り(一般社団法人日本不動産研究所調べ)を参考に掲載します。
ただ一番大事なのは実質利回りです。これが実際に得られる利益のことです。運営上のリスクヘッジをしながら年間支出を抑えることがカギになります。
この続きは次回のコラムで少し詳しく解説してみたいと思います。
4.まとめ |
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不労所得には様々な種類があります。ランニングが不労であって、何かの形で初期投資は必要です。
【スキル系】 ブログ等のアフィリエイト、ブログやYouTube等の広告収入、ストックフォトなど。
【投資系】 債権、投資信託、不動産投資、株式、FX、仮想通貨など。
投資系の不労所得の中で、特になじみが薄い不動産投資について、表面利回りの相場は4~5%程度。ただし、本当の利益は実質利回りを見る必要があり、それを確実なものにするためには運営上のリスクヘッジをしながら年間支出を抑える工夫が必要です。
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