出店までの4ステップ③物件探しは条件よりも現場が命!
物件エリアに合わせた個性のない店舗…
駅前の高い家賃で利益が出ない店舗…
居抜きにこだわって悪い立地で開店した店舗…
こんな店舗にならないために必要なのは、店舗や事業イメージと現場のバランスをとることです!
あなたの中でイメージが固まったら、家賃・立地・エリア・・・などの条件だけではなく、現場を見て判断するしかありません。こだわりの店舗を開業するのが目的なのに、物件条件に流されちゃうと、本末転倒ですもんね。
今回は、店舗物件ってどんなものがあるのか、どんなことに注意すればよいのかについて実例とともにご紹介します。
なお、イメージの作り方は、“出店時の4ステップ①全てはコンセプトの明確化から!”をご覧ください。
1.店舗物件その① 営業中物件 |
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現在もお店が営業している退去予定の店舗物件です。
営業中であるため、実際にご来店している客層や地域性を観察できたり、現在の経営者さんのお話が直接聞けるという大きいなメリットがあります。
また、上手く行けば現在店舗のお客様を引き付ける可能性もあります。
ただ、現在営業中であるためすぐに開店することができませんし、細かいチェックがしにくいというデメリットもあります。
CASE EXAMPLE |
前オーナーの状況と当社の関係 | 前オーナーは、アジアンカフェをされていました。もともと歯科医院だった物件を当社が紹介し、仲介と内装業者の紹介をさせていただき、関係が続いていました。 カフェの運営自体はうまくいっていたのですが、他にも経営されていた別業態のお店の方が忙しくなり、お店に立つことができなくなったため閉店を余儀なくされ、店舗売買の相談を受けました。 |
現オーナーと当社の関係 | 当社のお客様方の中から、その店舗条件(場所・広さ・賃料帯等)に合う方をピックアップしご連絡を入れたところ、マッチした方が現オーナーの ぶどう酒舗shinagawa さんです。 |
前オーナーと現オーナーの面談・現地内覧 | 前オーナーのカフェ営業時間終了後に内覧をしました。 その際に、 ●改装・変更したい箇所の確認 ●売買を行う什器・備品の確認、動作確認 まで、済ませます。 |
商談 | 内装業者を連れて、再度、店舗物件を内覧し、内装に関する打ち合わせをしました。 また、引き渡し時期、什器・備品の内容最終確認を行いました。 問題なく合意したので、現オーナーと貸主間で賃貸条件を確認し、契約締結。現在に至ります。 |
2.店舗物件その② 未公開物件 |
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一般の不動産屋さんに出回っていないマル秘の店舗物件です。
良い物件でライバルが少ない・・・という好条件になることが多いです。
しかし、未公開物件だけに大家さんが強気なので、条件交渉が厳しくなることが考えられます。
CASE EXAMPLE |
コモンズ不動産: | この物件って、中村さんが「気になる物件あるからちょっと調べてくれへん?」って言われたのがきっかけでしたね! |
中村オーナー: | そうそう!ずっとシャッター閉まってる店があるなって思ってて、人通りもあるし、バス停も近いし!もともと、路面の表店が希望やったから調べてもらったんやったね! |
コモンズ不動産: | ここのテナント情報は、そんなに出回ってなかったのに、中村オーナーがお申込みされたのと同じくらいのタイミングで他の人も申込みされて、条件交渉はできませんでしたね。。 |
中村オーナー: | そやったね。まぁ、でも結果的にうちがオープンできて良かったわ。 |
コモンズ不動産: | 僕も、中村オーナーに貸された方が大家さんにとって良いことを、熱血アピールしてたので、嬉しいです! |
中村オーナー: | そんなことしてくれてたんや!ありがとう!一杯おごるわ! |
コモンズ不動産: | やったー! |
店名:BAR iikara2(いいから いいから)
住所:大阪市中央区難波4-8-11
3.店舗物件その③ 居抜き物件 |
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前に営業していた店舗の内装がそのまま利用できる物件です。
上手く行けばかなり初期費用を抑えられるというメリットがあります。
また開業までの時間が大幅に短縮することも魅力です。
しかし、設備は中古品であるため、開店後に故障などがおこり修理費用などが発生する場合も少なくありません。ある程度の修繕費用などは計画に入れておくべきでしょう。
CASE EXAMPLE |
コモンズ不動産: | 居抜き物件をいろいろご覧いただきましたが、ここは前オーナーがきれいに使われてましたね。 |
鷲見オーナー: | 見させてもらった中ではダントツでしたね! 初期費用を抑えるために居抜きで考えていたので、あまり汚れがヒドイと清掃代や処分代に費用がかかると本末転倒ですもんね。 |
コモンズ不動産: | 最終的に、前オーナーとの造作譲渡費用も交渉できて、鷲見さんにとって良い条件になってよかったです!飲食店をされている鷲見さんのお友達の後押しもありましたもんね! |
鷲見オーナー: | 造作や備品の譲渡の件も、契約書とか作ってくれて助かりました。 |
コモンズ不動産: | とんでもないです!今後もおいしいラーメンをつくり続けてくださいね! |
4.まとめ |
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今回は、店舗物件ってどんなものがあるのか、どんなことに注意すればよいのかについて実例とともにご紹介しました。
【その1】営業中物件
メリット:来店客の層や地域性が観察できる、現在の経営者さんのお話が直接聞ける
デメリット:店内の細かいチェックがしにくい
【その2】未公開物件
メリット: 良い物件でライバルが少ない
デメリット:良い物件なだけに条件交渉が厳しくなる
【その3】居抜き物件
メリット:初期費用が抑えられ、開業までの期間を短縮できる
デメリット:設備の修理費用がかさむ可能性がある
どの物件にも良い点、注意が必要な点があります。が、探し始めて、現場に足を運ばないとそれらの情報は入ってきません。動きはじめたいと思ったときには、ぜひコモンズ不動産へお問合せください。一緒にイメージを実現できる店舗を探していきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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